2024年3月20日水曜日

給湯器を交換した

はじめに

持ち家か分譲でもない限り発生しないであろうイベントである「給湯器の交換」についてメモを書いてみる。リフォームと同時にやることが多いかもしれないが、とりあえず自分の場合は給湯器のみ交換を行った。

目次

  1. 交換の経緯
  2. 工事業者の選定について
  3. 工事対応について
  4. まとめ

1.交換の経緯

もともと給湯器の寿命が近いのでは?と考えていた。マンション竣工時から15年以上経過しており、現状は問題なく動いているものの、寿命は近いのだろうと考えていた。
しかしながらコロナ禍だったり、半導体不足だったりでなかなか交換を進められずにいた。

そんな中、ガス設備点検のタイミングがあり、ガス会社の方に聞いてみたところ
「年式も古いので、そのうち故障するかもしれない」
というコメントを頂いた。

まあそうだよなと思いつつも、ようやく具体的に交換を検討することにした。

2.工事業者の選定について

結果を先に書くと、最近CMなどでよく聞く「キンライサー」社に工事を依頼した。

予算としては(工事費含め)だいたい30万円前後を想定。選定においては、3社に見積もりを依頼した(結果だけ書くと短いが、どこに頼むかさえわからなかったので色々下調べをしたため、1週間ぐらい時間を要してしまった)。

1社目は大手ガス会社、2社目は上場しているリフォーム会社、3社目はキンライサーに出してみた。なお、2社目以降はリモコンにWifi接続の機能がついているものを提案してもらうよう依頼した。

いずれの業者においても、見積もりはWebでの入力+写真のアップロードで完了した。
結果は以下の通り(金額はおおよそのものにしている)。

給湯器
メーカー
暖房能力リモコン価格
1社目リンナイ14kw通常39万
2社目ノーリツ11.6kw通常
Wifi付き※
29万
31万
3社目リンナイ14kwWifi付き31.4万

給湯器はいずれも24号、オートタイプ。価格は撤去費・工事費込みとなる
※2社目のリモコン(Wifi付き)はWifi以外にインターホンもついている、高性能なリモコン

なお、現状設置されている給湯器はリンナイ製で14kwのオートタイプである。

1社目は費用の観点で脱落。1番信頼の置ける会社ではあるが、他より8〜10万ほど高い。高すぎるのである。後でわかったが、高い上に少し前の給湯器での提案であった。

2社目は価格的には非常に魅力的な提案に見えたが、暖房能力が少し低い機器だった。その点を質問したら、配管の写真より、少し低い性能で大丈夫と判断の上での提案とのこと。そういう話は先にしてほしいところである。
なお、この会社は見積もり時に「東京ゼロエミポイント」や、ノーリツのキャンペーン(キャッシュバック)の案内までしてくれて非常に丁寧だった。

3社目(キンライサー)は、金額的には2社目より高いものの、見積もり依頼からの反応が非常に早く、その後の対応もかなり早く丁寧であった。
また、提案いただいた給湯器の暖房能力が現状のものと同程度で、かつリンナイ製の最新機種だった。

「リモコンの操作性が同じリンナイのほうが良い」という家族の意見もあり、リンナイ製を提案されたキンライサーに交換をお願いすることとなった。

日程調整は、メールのみで完了。
一部部材(具体的にはwifi対応リモコン)の納品に1週間程度かかるとのことで、それ以降でいくつか提示を求められた。4日ほど候補日を提示し、その中から日程を確定。

当日は事前に工事担当の方より電話連絡があり、見込み時間等の案内があった。非常に丁寧な印象であった。

3.工事対応について

工事は2名の方でお越しになり以下の工程で作業は進められた。
  1. 旧機器の撤去
  2. リモコン交換
  3. 新機器の取り付け
  4. リモコンの時刻合わせ、動作試験
  5. 給湯器の操作に関する説明
全工程、だいたい3時間半程度だった。

やはり給湯器本体の交換が大変だった模様。設置場所的には3名いても良い現場だったらしい(2名でやりきってしまうのもすごい)。ちょっと、現場の方には申し分ないことをしたかもしれない。

また、wifiリモコンの設置対応は滅多にないらしく、珍しいと仰っていたのが印象的たった。これは緊急での交換が多いからではないかと思われる(交換を急ぐ人は、わざわざwifiリモコンなんて頼まないのだろう)。

このあと工事がもう1件あるらしく、作業の方は早々に次の現場に向かっていった。

4.まとめ

こうして、給湯器は無事リプレースされた。

給湯器が変わったからと言ってもお湯の質が良くなるわけではないが、故障のリスクも低下し、リモコンもきれいになり、さらにWifi対応にもなったので、交換してよかったと思っている。
価格面で最適解かはわからないし、CMをバンバン打っている(印象としては突然出だしたような印象)の会社で大丈夫か心配な面もあったものの、結果としてはキンライサーにお任せしてよかったと思っている。

2023年6月28日水曜日

Alldocube iPlay 50 mini

表題の通りAlldocube iPlay 50 miniをAliexpressで購入しました。5chを見ると9,000円を切る価格で買える場合もあったようですが、自分の場合は10,814円でした。最安ではないけどまあいいのかと思います。

届くまでおよそ1週間でした。結構早い印象です。

  • 2023/6/12 Aliexpressにて発注。このときの到着予定は7/4ごろと出ていた
  • 6/13に発送連絡。追跡番号の末尾にSGと記載があったのでシンガポール経由と思われる
  • 2週間位かかるかなと思っていたら、あれよあれよと進み、結局6/19に到着(日本郵便)
不具合もなく動作しましたが、最初から付いている保護フィルムを誤って剥がしてしまい(フィルムの外側だけを剥がすつもりがフィルムごと剥がしてしまった)、別途購入した保護ガラスをつけてます(問題というほどではないけど、端っこが少し浮いてます)。

使ってみた感想としては
  • 本体は質感も含めて結構良い作りだと思う
  • ケースや保護フィルムなどはAmazonで手に入るので、無理にセット購入しなくてもいいと思う
  • 過度な期待をしなければ十分使える端末だと思う(Kindleの代わり程度の期待値で買っているけど、十分だと思っている)
  • 明るさセンサーはないけど、とりあえずは困っていない
  • オートスリープみたいな機能はなさそう。磁石を近づけても画面が消えたりはしない。したがって「蓋を閉じたらオートスリープ」みたいなことを謳っているケースは概ね信頼できない
といったところです。細かいことを気にしないのであれば必要十分であり、おすすめできるのではと思います。

ただ、、細かいことを言うと、、、技適はなさそうです。4G LTEなSIMも対応できるのに。
そこだけはどうにかならなかったのかと、残念に思います。
きっとそのうち国内販売されると思うので(同封されていたマニュアルに日本語記載もあった)、それを待っても良いのではと思います(でもきっと高い)。

2022年4月29日金曜日

メールをGoogle WorkspaceからMicrosoft365 Business Basicに引っ越した話(3)

 残りの2つですが、やること自体は大したことではありません。ただ、1つ目については細かいところではまってしまったのでメモだけ残します。

  • Microsoft365に移行したメールを(Google Workspaceではない)Gmailで見たい
  • Gmailを使っていたときにラベルを使っていました。Outlook系のメールもラベル(分類)はあるものの、どちらかというとフォルダによる管理をする仕組みです。
    Outlookアプリ(Android)は分類表示ができないため、自分にとっては使いづらかったこともありメールの管理をGmailに一本化したいと考えていました。

    Gmailにはgmailifyという機能がありますが、Outlookメールでは使えるのにMicrosoft365では利用できませんでした。そんなわけで様々なサイトを参考に以下のように対処しました
    • Microsoft365側からgmailにメールを自動転送する設定を入れる
    • Gmailからのメール送信はSMTP authでMicrosoft365のサーバーを使えるようにする
    メール自体はMicrosoft365側にも残しつつ転送する形にしました。不要であれば単順に転送して365では保存しないのもありだと思います。

    なお、自動転送にあたっては注意が必要です。以下のサイトが参考になりました。
    特に2つ目は重要だと思います。しっかり転送するためには欠かせない対応かと。
    (この設定だったかで、Powershellでのコマンドも叩いた記憶があるのですが、思い出せず。。。思い出したら書きます)

    また、Microsoft365のSMTP authは(Gmailから使おうとすると)厄介な問題があり、サイトに掲載されているSMTPサーバではうまく行かず「outlook-japan.office365.com」をサーバーとして設定しています。

  • (Google Workspaceではない)Gmailに他のメール(Outlook.comやyahoo.co.jp)のメールも転送して一元的に確認したい
  • こちらは極めて単純で、他のメールアカウントからGmailに転送するだけです(受信にしか使っていないこともあり、単順に転送だけしかしてません)。

    2022年4月27日水曜日

    メールをGoogle WorkspaceからMicrosoft365 Business Basicに引っ越した話(2)

    Microsoft365 Business Basicに引っ越した(というよりはGoogle Workspaceを離れた)理由は前に書いたとおりですが、引っ越すに当たり事前の準備が必要です。

    とりあえず自分がやったことは以下でした

    • 移行先の準備
      サブドメインでMicrosoft365を利用可能にしておく
      MXレコードもしっかり設定して、受信できるようにしましょう
      ガッツリ切り替えてしまう場合はこの対応は不要と思われる
    • 転送設定を入れる
      Google Workspace側(切り替え元)からMicrosoft365にメール転送する設定を入れる
    • データのコピー
      Google Workspace側にある古いメールデータをMicrosoft365側にコピー
      データのエクスポート/インポートができれば楽だったと思うのですが、365側はインポートができず、この方法は諦めました。。。
      両方のアカウント設定をOutlookアプリに入れて、フォルダ単位でコピーしました。。。IMAPでシコシコ動かしたので時間がかかりました(1GB程度のメールデータしかなかったのですが、それでも一晩かかりました)。
    • MXレコードの切り替え(ここが一番怖い)
      古いデータのコピーが終わったら、Microsoft365側にメインのドメイン(私の場合はサブドメインがない「tanakano.net」)の追加を行い、MXレコード、SPFDKIM設定DMARC設定追加、仕上げとしてGoogle Workspace側のMXレコード、SPF、DKIM設定等を削除すれば完了です
    • Gmailの無効化
      最後にダメ押しでGoogle Workspace側のメール(Gmail)をデータエクスポートツールで出力しました。データエクスポートが完了するとメールが届くのですが、ちゃんとMXレコードを見てくれているようでMicrosoft365側に届きました。これは意外でした。
      エクスポートしたデータのダウンロードが完了したら、管理者画面からGmailを無効化しました。
    引越し作業だけを切り取るとこれで終わりですが、私の場合は以下のこともやりたかったため、追加での対応が必要でした
    • Microsoft365に移行したメールを(Google Workspaceではない)Gmailで見たい
    • (Google Workspaceではない)Gmailに他のメール(Outlook.comやyahoo.co.jp)のメールも転送して一元的に確認したい
    2つ目は今回の件とは直接関係ないのですが、スマホにはGmailアプリ以外のメールアプリを入れておらず、確認するのが手間だったので一緒に対応することとしました。
    これらについては次回以降書きます。

    2022年4月24日日曜日

    メールをGoogle WorkspaceからMicrosoft365 Business Basicに引っ越した話(1)

    本ブログの「tanakano.net」ドメインのメールはこれまでGoogle Workspace(使っていた当初はGmail for your domainだったと思う)で使っていたのですが、無料化が終了となり引っ越し先を探すか、お金を払ってGoogle Workspaceに残留するか考えていました。

    当初はGoogle Workspaceに残留するつもりで進めていたのですが

    • Discoverが使えない(これは改善されたらしいが、切り替え当初は使えなかった)
    • ファミリーリンクの親になれない(今は知らないが、もう調べていない)
    といった問題があり、結局「Microsoft365 Business Basic」に引っ越すこととしました。(GMOの株主優待でこの利用料を賄っているため、料金発生せずに利用できたということが大きかったです)

    何も考えずやるのであれば

    • Microsoft365側でアカウント作成などの受入準備をする
    • MXレコードの書き換え + SPF/DKIM辺りの設定追加
      ※Google WorkspaceのMXレコードを消して、Microsoft365の設定を入れる
    • Google Workspaceにあるメール、連絡先等のデータを365に移す
    でいいと思います。
    ただ、個人的にはWebメールで利用することが多く、できればGmailのUIで今後も利用したいと思っていたため
    • 他の(Gmailの)メールアドレスにメールを転送する
    • Gmail(のweb)から保持しているドメインのメールアドレスで送信できるようにする
    等の処理が必要となり、完了までにそこそこ時間がかかってしまいました。
    Gmailfyでできると思ったのですが、対応してなかったのです…

    他にも躓いた点があったので、今後書いていきたい思います。
    (ググればだれもがたどり着く問題点ですが、送信メールサーバー問題と、転送設定で見事にハマりました。。。)

    2021年10月25日月曜日

    IFTTTの代わりにPowerAutomateを使ってみる の続き

    以前にIFTTTの代わりとしてPowerAutomateを使ってみたとblogに書いたのですが、ほったらかしにしていたら上記の警告メールが来てしまいました。。。

    どうやら定期的にblogを書かないといけないらしい。。。メール内には以下の記載がありました。

    過去 90 日間にまったくフローが実行されていないことが判明しました。実行しない場合は 30 日で無効化します。

    3,4か月に1回は更新しないとならないようです。そんなに書くことないような。。。

    2021年7月22日木曜日

    アナログな時計

    アナログ時計が手元になくなってしまい(電池切れとか故障とか)、何かないかと探していたらAbout Vintageというブランドの時計を見つけました。
    (試験とか受けるときに、スマートウォッチじゃ持ち込みNGじゃないですか。。)

    探していたのが6月中旬で、たまたま限定モデル?の1971 Stagediverなるモデルが予約になるタイミングだったので購入してみました。


    注文してから届くまではおよそ1週間ぐらいだったと思います。
    キレイな箱に入っていて、とてもいい感じでした(写真はないのですが、木箱です)。


    時計そのものの見た目はとても良いと思いました。
    ただ、竜頭の「71」がサイトの説明と違い上下逆だったり、ベゼル(っていうのかな?)がずれている感じがあって、そういうところが何というか微妙でした。
    あとは日付があるとよかったかなと思ったり。

    とはいうものの、デザインは好みだったので、いいと思いました。


    個人的にはこの裏面が気に入ってます。付けていれば見えないところなんだけど。
    クロノグラフもあるので、そのうち買ってみようか考えています。

    給湯器を交換した

    はじめに 持ち家か分譲でもない限り発生しないであろうイベントである「給湯器の交換」についてメモを書いてみる。リフォームと同時にやることが多いかもしれないが、とりあえず自分の場合は給湯器のみ交換を行った。 目次 交換の経緯 工事業者の選定について 工事対応について まとめ 1.交換...