2004年8月 青春18きっぷの非効率な使い方

8月6日

5:30過ぎに東京駅に着く。今日は烏取まで行く予定で、東京から京都まではのぞみ(またはひかり)を使い、そこから先は青春18きっぷを使う予定であ る。

まずは駅構内にあるみどりの窓口に行く。回数券を指定券にしてもらわないといけない。直前まで指定券を発券していないのは、寝坊しても切符が無駄にならな いようにしたいからだ。まあ、座席を確保できなくなる可能性もあるのだが・・・

できれば6:00丁度発の「のぞみ1号」にしたいのだが、窓側はすべて埋まってるとのこと。次に窓側指定できるのは6:05発の「のぞみ201号」だそう な。この201号は臨時列車である。

臨時列車は空席が結構多いということは知っていたのだが、あえて選びたくはなかった。1号と比べても京都到着は10分しか変わらないし、どちらでもいいの だが、臨時の新幹線は300系を使う可能性が非常に高い。のぞみなら700系、たまには500系にも乗りたいと思っていた。

まあ、1号があいていないのであれば201号にするしかない。聞いたところ、本日の201号は残念なことに300系とのこと。そういう予感だけは悪いほう にあたる。

6:05 東京発新大阪行き のぞみ201号には東京を出発する。窓側の席が空いているくらいなので、それほどの乗車率ではない。車掌(女性の方)が検札に来たのでどのくらい埋まって いるのか聞いたところほとんど埋まっているとのこと。それにしてはがらがらである。

しかし、状況は名古屋で変わった。名古屋でほとんどの席が埋まってしまった。この列車が新大阪に付くのは8:40。ビジネス特急としては十分価値のある車 両だからだろうか、ほとんどがビジネスマンのような格好の人であった。

8:24 定刻どおりのぞみ201号は京都に到着する。乗り換え口で18きっぷに今日のスタンプを押してもらうつもりだったのだが、「そのまま通ってください」と言 われた。スタンプはいいの?と思ったのだが、それは後で分かる。

ここから先は山陰本線をひた走る。9:03発 福知山行きに乗り、終点で城崎行きに乗り換え、さらに城崎から浜坂行きに乗り換え、最後に鳥取行きに乗る。乗り換え回数だけならかなりのものである。ちな みに到着予定時刻は15:10。日の高いうちに目的地に到着予定である。

園部を過ぎた辺りだろうか、係員による改札が始まった。機動改札と呼ばれているものなのだろう。このときに18きっぷに初めてスタンプを押してもらう。こ のとき知ったが、なんと自分の座ったボックス席は4人中自分を含めて3人が18きっぷ使いだった。

11時過ぎに福知山に到着。隣のホームで城崎行きが待っている。いい席を確保するため走る。確保したはいいが、確保した場所が悪かった。隣のボックス席に カップルが座っていたのだが、ずっといちゃついているのである。うざったい。あー、うざったい。頼むからいちゃつくならその辺のホテルでいちゃついてく れ。

うざいうざいといいつつも定刻どおり、12:23に城崎に到着する。駅弁を買おうと思ったが、売り切れていた。仕方なく次の列車に乗ったが、座席の大半は 埋まっていた。

12:54発の浜坂行きは気動車であった。というか、ここから先はほとんど気動車であろう。次の竹野で結構な数の人が降りていった。向かいの女子高生も降 りていった。うざったいカップルもいなくなった。
香住を過ぎると、次は鎧という駅である。青春18きっぷのポスターにもなったという鎧駅である。そして鎧の次は有名な餘部である。降りようかと思ったが、 地元住民以外に多量の人間が降りた為つまらないので降りない。そのまま終点の浜坂まで乗車することに。

13:50、浜坂着
浜坂で30分ほど余裕がある。そのうちに昼食を済ませる。

14:20ごろ、今日最後の列車である鳥取行きに乗る。オレンジ色の2両の気動車だった。

15:10 定刻どおり鳥取に到着する。ホテルに荷物を置いてから砂丘を見に行こうと思ったが、16時がチェックイン開始時間で、それまでは受け付けてくれないとい う。仕方ないので16時まで喫茶店でお茶を飲んで待つ。
16時になってホテルに行ったら先客がいた。高校生と引率の先生といった感じである。実際そのとおりで、今週は高校総体だったらしい。バドミントンとフェ ンシングが鳥取らしい。旅館の予約がとりにくかったのはこのためか。

16:15 砂丘行きのバスに乗る。20分ほどで砂丘に着く。展望台から砂丘を眺めた後、リフトで砂丘近辺まで降りた。どうやら自分が今日最後の乗客だったみたいだ。

砂丘を歩いてみる。人がいるのに非常に静かな印象だった。そして人の会話が遠くまで届くのである。

海のほうに歩いてみる。砂漠なので歩きにくい。その上砂が靴に入ってくる。まずいことに履いてきた靴がメッシュタイプの靴である。メッシュが二重構造に なっていて、その間に砂が入ってくる。これは困った。

砂丘の中でも最も高い丘に登る。周りが見渡せる。美しい。

しばらく鑑賞した後、バスターミナルに戻る。タイミングよくバスが到着する時間であった。

ホテルに戻って夕食とする。夕食といいつつも酒である。ホテルの下にある飲み屋は2割引になるそうな。ということで飲み屋に行く。まずは生ビールと刺身に する。刺身は飛魚の造りというのを頼んでみた。・・・すごいものが出てきたんですが。

生ビールを飲み終えた後は地酒をいただく。満天星という地酒を所望する。
なかなかおいしい。

程よく酔ったところで、翌日のために寝ることにする。

8月7日

6:30に起床。7時までにほとんどの準備をする。7時から朝食なのだが、高校総体の影響で混むことが予想されたので、すぐに行くが、そんなに混んでな かった。
どうでもいいが、女性のほうが多いのはなぜだろう。バドミントンにしてもフェンシングにしても女性のほうが競技人口が多いのだろうか。それともたまたま?

8:22発の智頭行きに乗車。ボックスに一人~二人程度であった。郡家でほとんど降りてしまう。用瀬で列車交換があった。写真を撮っていたら、運転士が

「タブレット交換だったらよかったんだけどねー」

それは確かにそうだが、すでに信号になってる。安全・合理化のためとはいえ、少々残念ではある。

終点の智頭に到着。ここから上郡までは智頭急行の特急はくとに乗ることとする。特急なので、18きっぷは使えない。従って別料金である。普通列車で行くの もいいが、次の普通列車は12:40である。さすがに待てないので仕方がない。

智頭急行線内のみなので、智頭急行の駅舎にある券売所で買う。智頭急行の駅舎の方が新しい感じであった。なお、智頭急行の駅員は一人だけのようだ。

9:56 特急はくとは智頭を発車する。自由席はかろうじて開いていた。
10:39 上郡から姫路行きに乗車。姫路でいったん下車。入場券を購入して新幹線ホームに行く。しばらく撮影に徹することに。この辺は高速進行(?)というか、非常 に高速に進むようだ。1/800で被写体ぶれするんだけど・・・(レンズは50mm程度)

姫路と言うことで、姫路城に行こうとも考えたのだが、今日は祭りがあるらしい。しかも外は物凄く暑い。残念だがあきらめる。

姫路から先は一気に京都経由で保津峡へ。一度降りてみたいと思っていたが、人が多いのはちょっといただけない。景色はいいのだが・・・

少し写真をとった後、嵯峨嵐山に行く。駅から少し遠いのだが、電電宮を参拝(?)する。階段の途中に電電宮の会員リスト見たいのがあるのだが、前に見たと きよりも数が減っている気がする。家に帰ってから比べたらやはり減っているようだ。

いったん京都に戻った後、そのまま大阪に行く。今回は東興ホテルというホテルに泊まったのだが、甲子園に参戦する高校が泊まっている。北大津高校と書いて ある。取材の方もいらしていたようである。

ちなみにこのホテル、洗濯機と乾燥機が自由に使える。が、全部埋まってるし・・・北大津高校さまさまが占有してしまってるのだろうか。結局洗濯が終わった ら12時を過ぎていた。

8月8日

毎日よく晴れる。

昨日車窓から見た明石海峡大橋が見たくなり舞子駅へ行く。駅の目の前に明石海峡大橋はそびえ立っている。橋の横に「橋の博物館」と言うのがあったので行っ てみる。

この橋の建設がいかに大変だったかという苦労が伺える。上を見上げると明石海峡大橋の模型がある。かなりでかい。風洞実験用に作られたものとのことで、制 作費は1億円だそうな。

明石海峡大橋を見ていたら、突然この橋を渡って鳴門に行きたくなった。気がついたら高速バスに乗って鳴門に行ってしまう。2300円也。東京に帰る予定は この時点で明日以降になった。


しばらく渦潮を見てから鳴門駅へ行く。鳴門公園からバスで行くのだが、その間のバス停で「野」というバス停があった。もちろん読み方は「の」である。一文 字の駅として「津」という駅があるのはご存知の方もいると思うが、地域ローカルとは言え漢字一文字の停留所があるとは・・・

駅に着いたのは13時前なのだが、12:48に列車は出てしまい、14:30までない。ローカル線なので仕方が無いが、列車の接続が悪いというかなんと言 うか・・・。そのため池谷~高松間を特急で移動しないと大阪に付くのが夜中になってしまう。仕方なくこの区間だけ特急を使用する。鳴門駅で特急券を購入 し、しばし待つ。なお、駅員は女性だったことを付け加えておく。

14:10 徳島行きの列車が鳴門駅に到着する。発車前には座席がほとんど埋まったのは驚いた。定刻どおり14:30に列車は発車し、14:47ごろ、池谷に到着。ほ ぼ定刻どおりであった。

特急の到着まで30分近くある。しばらく待つこととする。自分のほかにも10人程度、特急を待っている。
15:20ごろ、徳島行きの普通列車が到着する。しばらくすると対向のホームにうずしお号が到着。自由席の窓側はほとんど埋まっていたが、ひとつだけあい ていたのでそこに座る。板野で結構あいたため、海側に当たる進行方向右側の座席に移動。

16:17に高松に到着。ここから先は宇高航路・・・ではなく瀬戸大橋を通る瀬戸大橋線である。すぐに出るマリンライナーもあったが、いろいろ見たかった ので1本見送る。駅構内では鉄道祭りみたいなものがやっていた。サボやら模型やらいろいろ売っていた。買っても荷物になるだけなので、買わない。その割に は「どこでもドラえもん」はちゃんと買う

16:52 マリンライナー48号に乗車。瀬戸大橋をわたりきるまで1時間かからない。17:45に岡山に着く。姫路行きの列車を待つ。西日がひどく眩しい。

18:03 姫路行き列車が岡山を発車。向かいの夫婦は駅弁を食べている。(隣に座っている)途中の駅から乗ってきた女性はお菓子を食べている。で、私の手元にあるの は

のみである。時間が時間なのでおなかがすいてきた。しかし今乗っている列車は普通列車。車内販売などない。つらい、つらすぎる。

19:24 空腹と格闘しているうちに姫路に着く。駅ビル内でたこ焼き屋があったので1ついただく。ちなみに6個で100円。やすいねえ。よく見ると財布の中が寂し かったのでお金を下ろす。コンビニで下ろせるのはありがたい。

姫路から新快速に乗り、西明石まで行く。ここから2つ先の朝霧駅に行きたいので普通列車に乗り換える。なぜ朝霧かと言うと、この駅付近からの明石海峡大橋 の眺めが印象的だったので、一度降りてみたかったのである。

ちなみに朝霧駅と聞いてピンと来る方もいるかもしれない。自分は駅を眺めて気づいたという間抜けなのだが、2001年に明石海峡大橋の花火大会で事故が あったのはこの朝霧駅の歩道橋なのだ。事故現場にはそのときの死亡した方の名を刻んだ石碑とお地蔵さんがあった。明石海峡大橋の写真を撮った後に、手を合 わせてから、その場を立ち去った。
大阪に戻って、昨日と同じホテルに泊まる。

8月9日

最後の日も晴れた。

具体的な予定こそ立てていなかったものの、今日のうちに帰らないとまずいことだけは分かっている。あと、後輩と名古屋で会うことになっているので、最悪夕 方までには名古屋にいる必要がある。

7時過ぎに起きて8時にはホテルを出る。

帰路をいろいろと考えたが、18きっぷを使わずに

難波~(近鉄)~名古屋~(新幹線)~東京

で帰ることにする。こうすれば金はかかるが、各地域の滞在時間を長くできる。

早速切符を買うことにしたいのだが、近鉄の「デラックスシート」券が梅田のどこを探してもない。3件ほど見たが、全部売り切れ。なんということか。レギュ ラーシート券に410円足せばデラックスシートにできると言うことだったので、レギュラーシート券を購入。確か3,300円ほどだったと思う。ちなみにデ ラックスだと3,500円ほど。

梅田で切符を探していたら時間をかなり費やしてしまった。11時のアーバンライナーに乗ろうと思っていたのだが、かなりぎりぎりになってしまいそうなので 13時のアーバンライナーにすることに。確か13時難波発はアーバンライナーNextだったはず。後輩に「名古屋到着15時予定」とメールしておく。

難波発を13時にしたのでしばらく時間が開く。難波を歩き回ってもいいのだが、1度歩いたことがあるので、それもつまらない。路線図を見ていたら桜島線を 終点まで乗ってみたくなった。乗ってみるといっても、桜島線は大阪環状線から3駅ほどしかない。終点桜島の一つ前はあのUSJなので、異様なデザインの列 車も走っているだろう。

ということで、梅田から環状線で西九条へ。しばらく待つと桜島行きのケバイUSJらしいデザインの列車がやってきた。まあ、ケバイUSJ らしいのは外見だけで、中は普通のロングシートだ。

駅にスタンプがあったので時刻表の「桜島線」のページに押す。実は今月の時刻表(交通新聞社 全国小型時刻表)にはスタンプノートがついていたのだが、家においてきてしまった。

いろいろやっているうちに時間もよろしくなってきたのでJRなんばへ行く。

ちなみに梅田~桜島~JRなんば間はSuicaを使っている。東京で履歴を印字したら「JR西日本」になっていた。さらにもうひとつ。今手持ちの Suicaの履歴を印字したらほとんどの駅が「JR東」と印字された(「物販」や「東臨」と言うのもあったが)。残念ながら駅名までは出ないようだ。駅名 コードぐらいどうにでもなりそうな気がするんだけどねえ。

難波で昼食を取った後、アーバンライナーに乗車。13時、アーバンライナーは近鉄難波を出発する。途中の停車駅は二駅ほど。あとは寝てても名古屋につく。

15:04 定刻どおりに名古屋に到着する。後輩はこちらの到着時間に合わせて迎撃するとのことだったので、探してみる。が、探すまでも無く、列車を降りる前に発見。

しばらく後輩と名古屋を歩く。駅前にビックカメラがあるが、そこの上の方に雑貨屋があった。そこでなんとドクターペッパーのアメリカ輸入品を発見。手に入 れる機会もあまり無いので、荷物にはなるが買っておく。あわせてメッコールと「妖怪汁」なる怪しい飲み物を買う。

なお、これらの飲み物は会社で好評(?)だったことを書いておく。
JRセントラルタワーにあるスターバックスでお茶を飲みつついろいろ話す。その後いろいろ転々とした後、自分の希望でひつまぶしを食べに行った。行った店 はうな善という店。

店員(女性)が「お荷物お預かりしますよ」というので、重いかばんを預ける。
「重いですよ」と言ったら「がんばりまぁす」といってかばんを持っていく。いい返事だが、ちょっとよろめいていなかったか?

まず1杯目にビールを頼んで乾杯し、いろいろ話す。後で知ったが、どうやら後輩はビールに弱かったらしい。
「カクテルならいけるのになぁ」ということだったので、次に飲むときは黒エビスなんてどうだろう。1発でKOかもしれない。

ビールもひつまぶしもとてもおいしかった。

そろそろ帰らないと家に帰れない時間になってきた(20時30分過ぎだったと思う)。名古屋駅のMV端末で指定券を発券しようとしたが、困ったことに空き がない。グリーン車ならがらがらのようだが、そこまで余裕はないし、グリーンに乗るつもりなら最初からグリーン回数券を買っている。 少し後のひかりに窓側禁煙の空席があったので確保。待ち時間でお土産を少し買う。

新幹線の到着時刻が近づいてきた。名残惜しいが帰らなくてはならない。改札で後輩と分かれホームへ。売店で芋焼酎の水割りが売っていたのでついつい買って しまう(もちろん車内で飲むためである)。 21:18ごろだったか、ひかり288号東京行きが名古屋に到着した。こんどのひかりはなんと700系(C編成)だった。行きののぞみが300系だっただ けにちょっとうれしい。

車内のニュースで北大津高校が東北高校に完封負けしたことを知る。ちょっと残念。まあ、相手が相手なので仕方もないか。

車内改札で、プロの技を見た(大げさだが)。偶然にも行き帰りともに女性車掌だったが、この車掌は改札のスタンプ押印がとても速い。乗車券と特急券、2枚 を0.5秒で押してた。

神業を見たら眠くなってきたので少し寝る。

23:13 東京着。さすがに疲れたので寄り道はせずに家に帰って寝る。


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