比較的家から近いところなので一度は行きたいと思っていました。
# 毎年忘れちゃう
今回は新聞の折り込みチラシに入っていたので、いい機会だと思い行ってみました。
個人的に気になっていたのは、通信と放送を連携云々をうたっていた「Hybridcast」なるもの。
行く前に技研のwebサイトを見ればよかったのですが。。。
説明を聞いた感じでは
- NHKが親(管理者)となるtwitterみたいなもの同じ番組を見てる人(かつ、フォローしている人)のつぶやきが、テレビ画面に出る
- 自分のつぶやきもテレビ画面に出る。当然、同じ番組を視聴している他の人のテレビ画面にも出る
- テレビ画面に出るつぶやきは、放送波ではなく、インターネット経由での取得になる
- 今、その番組を見てる人を検索できたり、番組を検索して、テレビのチャンネルを変えたりできる
- それらの操作を、iPad等で行える。多分ケータイも使える
twitterにハッシュタグをつければ、大体似た様なことが(と、書いてはいけないのだろう)
で、ここからが問題
- つぶやいたメッセージはNHKに蓄積される
(番組への意見として反映することも想定はしている) - 視聴者やNHKが望まないキーワード(放送禁止用語等)が
つぶやかれたとしても、そのまま出力される - キーワードフィルタ等は、検討されていない
望まないキーワードについては問題ではないのか?と、説明員に聞いたところ
「確かにそういうことはあると思う。しかし、自分たちは考えるだけ。その辺のことはわからない」
「NHKという名を冠する以上、何かあったら問題になるのでは?」とも言ったのですが、
「そんなこと知らん」と。
つまり「自分たちの知ったところではない」と断言したということです。
もうね、なんというかね。
何言っても無駄だと思ったので、これ以上は何も言わないで帰ってきました。
はっきり書こうか
もうやめたほうがいいよ。
アイデアは悪くないと思うし、放送と通信の連携という意味でも正しいけど、問題が起きてからでは遅いよ。
研究者は研究だけをやっていればいいという時代は、とっくに過ぎてると思う。
研究だけをやっていればいいと思っている研究者に、未来はないと思う。